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「Pet Fair Asia 2014(上海)」に出展して

 実は、一昨年の「Pet Fair Asia 2012」に出展すべく申込みをし、展示備品の注文も終わっていたのですが、尖閣諸島の国有化の問題で、日中関係がギクシャクしている報道を受け、回りの方々から焦っていく必要はないとアドバイスされ、展示を見送った展示会でした。本年も、まだ、政治においては緊張関係が続いておりましたが、アメリカ、ドイツと出展して得た感触から、少しのリスクを覚悟して、出展に踏み切りました。上海に出向き、経済においては、杞憂だと確信しました。
 とは言え、虹橋空港から展示会場まではスムーズに行けたのですが、弊社展示ブースに行くと、数人の作業員がブース内に座っていました。親切に机の配置を手伝ってくれていると思いきや、テーブルがなかったので、コピーを見せてテーブルはいらないかとか、スポットライトを追加しないかと、流暢でない英語で話しかけてきました。既に、テーブルは頼んでいると言ったのですが、自分たちのものを運んでくる始末。提示する価格は、オフィシャル業者の倍の価格。注文書のコピーを見せ、納得できないと交渉していると、持ってきたテーブルを片付け、スポットライトの追加の注文を採ろうとしました。しかし、おかしいと思ったので、断ると渋々引き上げていきました。こんな業者がいるという情報があれば、直ぐに断れたのにと、国の違いを実感しました。その後、出展の窓口になってくれた野生社さんの現地のスタッフとお会いし、アドバイスをもらい、指定業者の窓口に行き、注文したテーブルが到着。また、弊社の香港代理店の代表も会場におり、サポートしてくれました。その後もこの手の業者が何人も営業に回ってきましたが、直ぐに手を横に振って帰らせることができました。(最初に弊社ブースに座っていた奴らが、注文していたテーブルを他所に持っていたのではと思いました。)
 加えて、注文していたディスプレイは、注文が通っていないということで届かず、そこで、香港の友人が購入しても借りても価格が変わらないと調べてくれ、購入することに。翌日の午前中に届けてくれました。購入したテレビは日本に持って帰っても仕方がないので、友人に引き取ってもらいました。友人が現地にいてくれたことに感謝感謝でした。コンセントの品質も悪く、使えるようになったのは、1日目の展示が始まってからでした。ちょうど、テレビが届いた時でした。製品も作業もやはりまだまだ日本の品質の方が上ということでしょうか。
 さて、展示会でのお客様の反応ですが、上々と一言で言えます。1、2日目はビジネスデー、日本では、その日に現金で購入するショップさんは殆どいらっしゃいません。持って行った製品を日本に持ち帰るのも嫌でしたので、ハンドキャリーで持っていける分だけ、といっても、50ダースは持ち込みましたが、1日目で、その2/3が売れてしまいました。もっと頂戴という声もありましたが、3日も残っているので、制限しての数字です。しかも、販売価格は、日本の小売価格に近い価格にして、販売数を抑えるようにしてこの結果です。3倍くらい持ってくればと思うこともありましたが、目的は、その場で売ることではなく、販売代理店を探すことでしたので、その反響に感謝し、欲を戒めました。ですから、2日目以降は、少しずつ、工夫しながら展示しましたが、手に取っていただく現品サンプルを買うといって安く販売もしてしました。結局、持って行った製品の殆どが売れてしまいました。3、4日目は、一般の方々が来場され、日本の飼い主と同じ割合で、犬や猫の歯は磨かないでしょうが、人口の多さからか、歯を磨く方が多いのだという印象をいただきました。1つの店舗経営者からは、その場で現金をお預かりし、帰国後、商品発送という注文もいただきました。(ちょうど、昨日、商品が届いたことが、サイトで確認できました。)
 それと、中国においては、弊社製品ジャンルにおいては、猫用オーラルケア用品が、日本よりも多く販売される可能性が高いことがわかりました。次回出展する時は、猫用製品をもっと比率を高めて持って行くことも大事なことのようです。弊社に立ち寄られたお客様の国籍数は、ドイツには全然及ばないものの、日本の展示会と比べれば少し多く、人数の差は大きかったように思います。日本のペット展示会主催者は、もっと努力が必要ですね。
 いろいろな経験と結果をくれたのが、Pet Fair Asia 2014でした。ありがとうございました。
2014.9.1.